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マニアックな方には、私の演奏は、サンバに聞こえないかもしれません。
このホームページのタイトルにしている様に、このページで聞いていただける音楽は、あくまでも「カワグチタカアキのサンバ」であって、本場のサンバをコピーしたり、真似たり、それに近づく努力はしていませんし、そのつもりもありませんのでご了承下さい。 「カワグチタカアキのサンバは、サンバじゃない」と、ときに言われますが、特に気にしていません。 私自身にとってはサンバは、リズムや和音展開が心地よいので、自分のメロディーにそれを利用しているというのが、一番正しいのかもしれません。 また、私が私の音楽を聞いていただく対象として、日本語がわかる人しか選んでいません。「音楽は世界の言葉」と言いますが、「日本語の歌詞は日本の言葉」「ポルトガル語の歌はポルトガル語圏のもの」「英語は・・・・英語圏の」と思っています。 私がとても不思議に思い続けているのは、多くの聞き手は、自国語以外の歌をどうやって聞いているんだろうと思っています。多くの歌い手は、どうして日本語で歌わないのだろうと思います。クラシック音楽も好きな音楽ですがなぜ日本語で歌わないのかと不思議です。演奏側についても聞き手についても、同様に変だと私は思っています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・昨日、長野オリンピックの開会式をテレビで見ていて、どうして日本でやってるオリンピックに「第九」なんだろう、なぜ日本語で歌わないないんだろう、って思いながら聞いていました。1964年の東京オリンピックの時に「東京オリンピックマーチ」と「ファンファーレ」を聞いてとても感動したのを今でも覚えているのですが、今日はとてもショックだった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「本場のサンバに近づくつもりがない」なら、どうしてサンバと呼ぶのかという疑問が生じるかもしれません。それは、私自身の勝手な音楽の分類法があるためです。
ところで、元にもどって、私の場合の音楽のジャンル分けはどうしているか、と言うと、現在の様に、多くの音楽がクロスオーバーないしフュージョンしている場合、はっきり言ってうまいジャンル分けの方法はないかもしれません。そこで私は一般的な分類ではありませんが、楽器によってジャンル分けを試みているのです。
もちろんこのジャンル分けにも限界がありますので、この辺でやめときます。それは、別の分類をされる方々を不愉快にする可能性があるためです。
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